木造で家を建てたいのですが、どんな工法がよいのですか?

日本の気候や風土を理解し、工法だけで選別せず、素材を活かすこと。

木の良さはどこにあるでしょう。人によって多少感じ方は違うかもしれません。しかし、自然素材が持つ心地よさや癒し効果は、日本人なら誰しも感じるのではないでしょうか。木の特徴は感覚的なものだけでなく、科学的な根拠に基く物理的な特性を備えています。それらの良さを最大限に活かすことができれば、それは正しい使い方と言えるでしょう。

残念ながら、一部の人たちの性能に対する偏った志向により、工法の間違った組み合わせを選んでいる例をよく見かけます。長期的な視点で物事を考えると、案外簡単に間違いに気付くこともあります。

日本の気候や風土を理解し、工法だけで選別せず、素材を活かすことを心掛けましょう。