やっぱりプロの仕事

2015年12月15日|カテゴリー「スタッフブログ

こんにちは、ナビゲーターの後藤です。先日、弊社が受注させていただいている地元の旧庁舎解体工事の現場に行かせていただきました。約一か月かけて庁舎内の備品、サッシ、その他のものをすべて搬出し、中身を空っぽにした後いよいよ解体作業に入って3日目ぐらいの景色です。プロの解体業者さんの仕事ぶりはとても慣れていて、見る見るうちに建物が壊されていくのが印象的でした。瓦礫の搬出も手際が良く、コンクリート・金属(鉄筋)に仕分けされ、無駄なく積み分けされてゆきます。さすがに公共の庁舎だけあって鉄筋の量がすごいことに驚きました。

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昔よくビルの解体工事で、爆破解体の映像を見たおぼえがあります。ほとんど海外での映像でしたが、それは見事に崩れ落ちてゆく様子を覚えています。過去には日本でもビルの爆破解体が行われたことがあるそうです。調べてみると1990年代に滋賀県の琵琶湖畔にある建物だったそうです。それ以来日本では行われていないそうです。何せ日本では爆破火薬の使用規制が厳しく簡単に許可が降りないこともあり、ましてや住宅地が近くにあってはとても無理という事みたいです!そもそも日本のRC(鉄筋コンクリート)建造物は耐震基準が世界でもトップクラスなため、使用されている鉄筋の量が多く、爆破するための火薬の量が必然的に多くなるそうですから仕方がないかもしれません。

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それはそうと、解体施工業者さんが現場に搬入してこられた重機ですが、普通では見かけない大きさのデカいものでしたので思わず撮影しました。ちなみにどこのメーカーの重機もボディーに書いてある数字が大きいほど重量が重い(大きい)ことを示しています。写真の機械だとZAXIS470と書いてあります、おそらく重量47トンあるということですね。オペレーターさんに聞いてみると掘削バケツ容積1.6立方メートル、単純にこの機械でひとすくいすると家庭用のお風呂10杯分のお湯が汲めるということです、あっぱれ!