スケールが大きい

2015年11月14日|カテゴリー「スタッフブログ

こんにちは、ナビゲーターの後藤です。朝晩の冷え込みが急に厳しさを増し、風邪気味の方を多く見かけるようになりました。あっという間に冬が来そうな予感がします。冬が来る前の貴重な短い秋を、皆さんはどう過ごされてますか? 先日私は、秋の山を楽しむ目的で、三重県の北部にある鎌ヶ岳(かまがたけ)に登りました。おかげさまで天気にも恵まれ、絶景を楽しむことができました。鎌ヶ岳山頂1161mから御在所岳を見た景色です!自分が居る鎌ヶ岳も岩が多いですが、向こうに見える御在所岳は不思議な岩が多く、岩を見に登山される方も結構います。

縮小地蔵岩

写真は御在所岳にある不思議な岩の一つで「地蔵岩」です。ちょっと想像できないスケールのオブジェですね。ちょっと鳥肌がたちそうです。こんな景色がいろいろな山で見られるのも、もともと地殻だった岩が隆起して出来たからなんです。お城の石垣に使われた岩も、こうした岩場からの自然の恵みを利用して造られたわけですから人と自然の共存の奥深さを感じます。 昔の建物は、柱の基礎部分に束石という大きめ基礎石を置いて建てました、もちろん建物が大きくなると束石(礎石)も大きなものになったわけです。現在の一般住宅では束石を使うことは稀ですがコンクリートの基礎の中にもさまざまな骨材(石)が入っています。この石も元をたどれば山から流れ出てきた石がほとんどですから、石の恩恵を受け続けているわけです。