パーシモン
2015年10月22日|カテゴリー「スタッフブログ」
こんにちは、ナビゲーターの後藤です。柿がおいしい季節になりました、先日妻の実家に遊びに行ったとき「柿がいっぱいなっているから好きなだけもっていったらいいよ!」と言われさっそく頑張って収穫しました。何せ柿の木が15本以上あり更に今年は豊作と来たもんですから、採っても採ってもいっこうに減りません。だんだん疲れてきてしまいただ柿を眺めるだけになりました。この家には柿の木が二種類あり、一種類は筆柿(ふでがき)もう一種類は富有柿(ふゆうがき)です。私は岐阜県生まれで柿といえば富有柿が当たり前、妻のお父さんは愛知県生まれで柿
といえば筆柿を幼いころから食べていて、こっちの方がなじみがあるとのこと。それでちょっと調べてみましたら柿には三つの種類があって・甘柿・渋柿・不完全甘柿の三種だそうです。その甘柿の代表格が富有柿でどうやら岐阜県が原産のようです。それに対して筆柿は不完全甘柿の代表格で愛知県が原産ということです。この不完全甘柿というのは基本は甘い柿なのですが一割程度の渋柿を含むことが一般的で、これを食べると「ハズレ」ではなく渋さが味わえるというわけです。ですがこの渋柿も種をつけるようになると甘柿に変化するそうですよ。柿の木は日本を含むアジアが原産の木で、ヨーロッパ諸国ではそのまま「KAKI」と表現しますが英語圏では「パーシモン」と呼びます。このパーシモンはよくゴルフクラブのヘッドに使われますし、黒柿(クロガキ)材は希少価値が高く床柱や和家具、そして茶道具に使用する材料として珍重されています。 柿の豆知識でした。